サロマ湖畔に広がる湿地
サンゴ岬と鶴沼
サロマ湖の西端に注ぐテイネ川の河口は平坦な湿地となっている.サロマ湖は日本第3位の面積をもつ塩水湖であるが,狭小なサンゴ岬の砂州によって隔てられた鶴沼は塩性湿地である.サンゴ岬にかかる吊り橋からそれぞれの違いを実感していただきたい.サロマ湖には鶴沼の他に,サギ沼とキムアネップの2つの湿地が発達する.
オホーツク海沿岸の他の湖沼と同様に,鶴沼にもアッケシソウが群生しており秋には真っ赤に染まる.
既存の指定など
北海道指定天然記念物
所在地
湧別町 テイネイ・芭露
リンク
参考文献
辻井達一・橘ヒサ子・高橋英樹・梅沢 俊・岡田 操・冨士田裕子,2003,北海道の湿原と植物.北海道大学出版会,264p.
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