自然が作る造形物
マウンテンゴリラの岩
泊村から神恵内村に向けて国道229号を西に向かうと兜岬トンネルの手前の沢の左岸に「マウンテンゴリラの岩」があります.立ち入り禁止となっており,近づくことができないので国道沿いから眺めることにしましょう.
泊村〜神恵内村にかけての海岸沿いには安山岩質ハイアロクラストが分布しています.「マウンテンゴリラの岩」も,このハイアロクラスタイトが風化・浸食を受けて作られた造形物です.眉の部分の突出,目の部分の窪みなどは,礫の含有率などの地層の強度の差による浸食差で形成されています.
所在地
泊村 照岸
参考文献
北海道立地下資源調査所(1980)5万分の1地質図幅「神恵内(札幌-17))」および同説明書,27p.
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