支庁マップ 網走支庁 根室支庁 釧路支庁 十勝支庁 日高支庁 胆振支庁 渡島支庁 檜山支庁 後志支庁 石狩支庁 空知支庁 上川支庁 留萌支庁 宗谷支庁

 

icon_gaku 術的に重要な地質・地形

独特な base_kei 観をつくる地形・地質

icon_san 業活動と地域生活

その他の「地質 icon_i 産」

 

category_volcano category_tectonics category_sedimentology category_geography category_engineering category_mineral category_fossil category_archaeology category_shaped-rock

 

候補サイト 全リスト

リスト一覧

更新されたサイト

 

リンクについて

このページへのリンクは自由です.なお,公開されている記事・写真についての引用等は著作者の了解が必要ですので,必ず御連絡下さい.
リンク元として以下のバナーをご使用ください.
Hyakusenbannar

 

SpryLicence

 

Powered by Lightbox v2.04

 

札幌西方の山々

札幌市街の西は平地から急激に山々が立ち上がっている.札幌北東部の平地から見ると南から空沼岳,狭薄山,札幌岳,藻岩山,三角山,砥石山,神威岳,百松沢山,手稲山,銭函天狗岳などである.

これらの山々の中では札幌岳が標高1,293m と最も高く手稲山は1,023m である.石狩平野に近い位置のある藻岩山や三角山はこれらより低く標高600m 以下である. いずれも安山岩溶岩や安山岩質火砕岩類から構成されていて,時代は後期中新世から中期更新世に及んでいる.

この札幌西方の山地の列は,石狩低地から約20km 南西の位置にある空沼岳,札幌岳の列と石狩低地に近接している藻岩山,手稲山の列が,それぞれ南東-北西方向に配列している.

形成年代は,藻岩山が2.4~2.8Ma(Ma=百万年前),手稲山が3.7Ma で鮮新世~更新世であるのに対し,空沼岳が0.8Ma,札幌岳が1.2Ma と前期更新世である.ただし,空沼岳と札幌岳の間に位置する狭薄山は2.2Ma,北西に位置する無意根山は3.0Ma の形成年代を示している.

これらの安山岩類はかって「平坦面溶岩」と呼ばれた.札幌から見える山々だけでなく小樽内川あるいは定山渓の西方に分布する無意根山(標高1,460m),余市岳(同1,488m),朝里岳(同1,281m)などを中心に定高性の山地が広く分布していて,後志火山性台地と呼ばれている.

Presented by Editor Masayuki Ishii.

 

ID

タイトル

{OperatedID}:

{TitleSub}
「{Title}」

{TitleSub}
「{Title}」

thumnail

thumnail