日本海沿いの町「羽幌町を学ぶ」
羽幌町郷土資料館
羽幌町郷土資料館は,羽幌町の先人の文化遺産を後世に残そうと昭和57年5月1日に同町築別に開館した.後の平成元年5月1日に羽幌町市街の現在の住所へ移転した.羽幌町には中生代〜新第三紀にかけての地層が分布しているが,郷土館2階展示室には,大型のものも含む多種のアンモナイトをはじめ,イノセラムス,ハボロネズミイルカ,クビナガリュウ,クジラ,サメなど町内外で採取された化石が多数展示されている.面白い化石として,ハボロハナカセキ,クモヒトデ,センコウガイ,珪化木なども展示されている.ただ産地が不明であったり,未鑑定のものがあることが残念ではあるが,一見の価値はある.なお1階には炭鉱や砂金採掘の資料,町内の産業や教育に関する収蔵品が展示されている.入館料は210円(高校生以下無料).
所在地
羽幌町 南町20-1
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参考文献
新羽幌町史編纂委員会 編(2001)新羽幌町史.羽幌町,1261p.