熔結凝灰岩の柱状節理と峡谷美
層雲峡の大函
国道39号の新大函トンネルの北見側の橋を渡ってすぐの所にあるのが大函である.層雲峡の主要部では,石狩川に沿って最大高さ300mの絶壁が連続するが,ここでは,こぢんまりとした溶結凝灰岩の柱状節理の壁を見ることができる.この溶結凝灰岩は約3万年前の御鉢平カルデラの噴火によって形成されたものである.
既存の指定など
大雪山国立公園
所在地
上川町
参考文献
北海道開発庁(1961)5万分の1地質図幅「上支湧別(網走-44)」および同説明書.44p.
勝井義雄・岡田 弘・中川光弘(2007)北海道の活火山,139−142.北海道新聞社.