泥岩とハイアロクラスタイトの接触面
札幌市百松沢のハイアロクラスタイト
定山渓の手前で北から豊平川の砥山ダム湖に合流する百松沢林道沿いにはハイアロクラスタイトが広く分布している.
ダム湖を過ぎた辺りに大露頭があり白色に変質した泥岩(下流側)とハイアロクラスタイトが接触している.接触面の走向・傾斜は
N65゚W,75゚SWで両者は断層関係と考えられる.接触面付近の泥岩の走向・傾斜はN50゚W,80゚NWと急立している.
所在地
札幌市 南区百松沢
参考文献
岡 孝雄,高清水康博,垣原康之,207,サッポロカイギュウ化石を取り巻く地質(豊平川上流域,月寒丘陵南部).札幌市大型動物か積層号調査報告書,8-40.
土居繁雄,1953,5万分の1地質図幅および説明書.北海道開発庁.
渡辺 寧,岩田圭示,羽坂俊一,1989,西南北海道定山渓地域の中新統と地質構造.地球科学,43,7-15.